こんにちは。
今回は、Raspberry Pi上で動かしているサービスをCloudflare Tunnel を使って外部公開した手順をまとめます。
きっかけ
Cloudflare Tunnel
ということでいろいろ調べて出てきたのがこちら。
https://developers.cloudflare.com/cloudflare-one/connections/connect-networks/
・自宅や社内LANのサービスをポート開放せずに外部公開できる
・独自ドメインと簡単に連携できる
・基本利用は無料
Raspberry Pi での利用にぴったり
ってことは、研究室に転がっているRaspberry Piも全然公開用サーバとして利用できるのではと思い、Raspberry Pi上で動かしていた Node-REDをCloudflare Tunnel経由で外部公開することにしました。
手順はざっくり
①ラズパイにCloudflaredをインストール
②Cloudflare Tunnelの設定
③DNS設定
④アクセスコントロール設定
これだけです。
特に難しいコマンドもなく、
トンネルを作ってDNS登録すれば即公開できました。
ただ、ドメインが必要となります。
.comドメインならお名前ドットコムとかで0円で取得できた・・・はず
お名前ドットコムはレンタルサーバと抱き合わせてこようとするので嫌いなんですが致し方なし。適当なドメインは取得しておきましょう。
環境
-
Raspberry Pi 5 (Raspberry Pi OS)
-
Node-RED
お名前ドットコムにてドメイン取得済
設定手順
1. CloudFlareに登録
2. Raspberry PiにCloudflaredをインストール
Zero Trustのページより、ネットワークー>Tunnelsに設定画面があります。
トンネル名など設定すると、コマンドが表示されるので、それをそのままラズパイの方で実行して、インストールします。そのままたたくだけなのでらくちんです。
3. トンネル作成
そのまま、パブリックホスト名のところに先ほど登録したドメインと、それに紐づくローカルIPアドレスをいれるだけで設定完了です。
4. セキュア設定
IoTデバイスや個人開発で、外部公開が必要なとき、Cloudflare Tunnelは強力な選択肢になります。
VPNやダイナミックDNSと違い、導入が簡単だしセキュリティもCloudflareに任せられるので、Raspberry Pi + Cloudflare Tunnelの組み合わせ、かなりオススメです。
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