2026/06/20

SIKIRI10を積んだまま横から取り出せるラックを3Dプリンターで作った

 ダイソーなどで販売されている小物収納ケース「SIKIRI10」を使っています。

細かい電子部品やネジを整理するのに便利で、同じケースを複数個積み重ねられるのもよいところです。

ただし、たくさん積み重ねると困ることがあります。

下のケースを取り出すために、上に載っているケースを全部どかさないといけません。

毎回これをやるのが面倒だったので、SIKIRI10を積み重ねたまま、横から引き出せるラックを3Dプリンターで作りました。

通常版と深型の両方に対応

SIKIRI10には、通常版と深型があります。

外寸の幅と奥行はほぼ同じですが、高さが異なります。

  • SIKIRI10 通常版:約233 × 170 × 34mm
  • SIKIRI10 深型:約233 × 170 × 49mm

そこで、基本構造は共通のまま、高さだけを変更した2種類のSTLを作りました。

通常版と深型は、積み重ね部分の位置や形を共通にしているため、組み合わせて積み重ねることもできます。

上の段は通常版、下の段は深型といった使い方も可能です。

最終的な仕様

最終版には、次の機能を入れています。

  • SIKIRI10を横から引き出せる
  • 1段単位で積み重ねられる
  • 通常版と深型の両方に対応
  • ケース底面を支える35mm幅のレール
  • 横方向への脱落を防ぐサイドガイド
  • 太めの上下フレーム
  • 前方・中央・後方の支柱
  • 底面のX字補強
  • 積み重ね用の突起と受け穴
  • サポート材なしで印刷可能
  • 一体型で組み立て不要


実際に使ってみて

SIKIRI10を直接積み重ねていたときに比べると、目的のケースをすぐに取り出せるようになりました。

上のケースを毎回どかす必要がなくなり、電子部品やネジを頻繁に出し入れする用途ではかなり便利です。

最初から完成形ができたわけではなく、実際に印刷してみると、

  • レールが細すぎる
  • フレームがたわむ
  • 支柱が弱い
  • ケースが横へ逃げる
  • 補強の形がおかしい

といった問題が次々に出ました。

ただ、実物を載せながら少しずつ修正したことで、最終的には使いやすい形にできたと思います。

モデルデータ

通常版用と深型用のモデルデータは、MakerWorldで公開しています。

https://makerworld.com/ja/models/2954345-stackable-shikiri-rack

SIKIRI10を複数個積み重ねて使っている方や、電子工作部品、ネジ、工具、文房具などを整理している方に使ってもらえればと思います。

※本モデルはSIKIRI10のメーカーとは関係のない、個人制作の非公式アクセサリーです。

2026/05/09

M5Stack Japan Tour 2026 Spring Osaka に出展してきました

 今年も開催された M5Stack Japan Tour 2026 Spring Osaka に出展してきました。

会場は昨年と同じく Panasonic XC Kadoma。

M5Stack ユーザーや電子工作勢、ロボット勢、IoT勢が集まるかなり濃いイベントでした。

会場には M5Stack を使った作品やロボット、センサー、AI 系の展示が並んでいて、「とりあえず作ってみた」がそのまま形になっている空気感が最高でした。

今回、自分はこんな感じで展示。


今回のメインは、

  • 100均ディスプレイベースの電飾改造
  • TinyJoypad
  • 卓上ロボット(名称未定)
  • 小型ガジェット類

でした。

特に人気だったのが、100均のディスプレイベースに砲弾型LEDを大量に埋め込んで、

ガンプラ格納庫っぽくキラキラ光るようにした作品。

しかも今回は、はしご部分まで可動。

配線が本当に大変で、途中で何回も「もうLEDテープでよかったやん…」と思ったんですが、実際に光らせると砲弾型LED独特の点光源感がかなり良い。

会場でもかなり足を止めてもらえて、

  • 「これ100均ベースなん!?」
  • 「雰囲気めっちゃいい」
  • 「ガンプラ置きたくなる」
  • 「これ売ってほしい」

みたいな反応が多かったです。

あと地味に反応が良かったのが、卓上ロボット。

「スタックチャンより安い!」
という雑な紹介文を書いて置いていました。

RP2040 + タッチセンサで動く小型ロボットで、
小さいのにちゃんと表情が変わる。

こういう「役に立つか分からんけど愛着湧くやつ」、やっぱりイベントだと強いですね。



TinyJoypad も展示

TinyJoypad も持っていきました。

小さいゲーム機はやっぱり触ってもらいやすい。
「これ何円くらいなんですか?」って聞かれる率がかなり高かったです。

イベントだと、

  • 小さい
  • 光る
  • 動く
  • 音が出る

この辺はかなり足を止めてもらえるなあと改めて感じました。

M5Stackイベントの空気感が良かった

M5Stack Japan Tour は、
企業展示っぽさよりも「作ったから見て!」感がかなり強いイベントでした。

「完成度が高い作品」だけじゃなく、

  • とにかく試したい
  • 変なもの作りたい
  • まず動かしたい

みたいな熱量が多くて、かなり居心地が良かったです。


2026/02/24

モノ市に電子工作キットで出展してきた

 先日、モノ市に「電子工作キット屋」として出展してきました。

モノ市は大阪府大東市を中心に開催される青空マーケットで、作り手のこだわりや会話そのものを楽しめる距離感が魅力のイベントです。
会場はJR学研都市線 住道駅の南口を出てすぐ、末広公園北側の芝生広場で、中々雰囲気がいい感じです。毎月やってるみたいです。

今回持っていったもの

1) Tinyjoypad(小さなゲーム機キット)

手のひらサイズの小型ゲーム機。
「これで動くの?」「懐かしい感じする!」っていう反応が多くて、世代を超えて刺さるのを実感しました。

そしてなんと、これを目的に来ていただいた方もいてびっくり!意外とニーズがあるのかも?




2) 銅線で繋いで光るフィラメントLED(ライト工作)

銅線を曲げて形を作り、フィラメントLEDが「すっ…」と点きます。

スチームパンク風で、簡単に作れる割にいい感じかなと思います。



反省と、次回に向けてやることメモ

意外とこういうハンドメイド系のフェアでも反応してくれるお客さんが多い

はんだごてはやっぱり少しハードルが高い

ゲーム機の画面が小さすぎて見えないという声多数

説明カードが文字多すぎて見てられない


2025/10/17

100均レジンでミャクミャクストラップを作ってみた

 今日は、100均のレジンで「ミャクミャク」風のストラップを作ってみました。


材料

すべて100円ショップ(Seria/DAISOなど)で揃えました。

  • UVレジン液(透明タイプ)

  • 着色剤(赤、白、青)

  • 半球パーツ(または目玉風デコパーツ)

  • ストラップ金具

  • シリコン型(丸や星などお好みで)

作り方

  1. レジンを着色
     透明レジンに赤い着色剤を少し混ぜます。

  2. パーツを配置
     シリコン型にレジンを少し流し込み、目玉パーツを並べていきます。
     少しずつ硬化させながら重ねると、ぷっくりとした立体感が出ます。

  3. 硬化
     UVライトで1分〜2分ほど。裏側も忘れずに照射します。

  4. 仕上げ
     完全に硬化したら、型から外してストラップ金具を取り付けます。
     完成!


見た目がちょっとグロかわいい感じで、まさに“ミャクミャク感”が出せました。
100均の材料だけでここまでできるのは嬉しい!

最近、万博ショップで大人気みたいですね。
万博最終日の練り歩きライブをYoutubeで見ていたのですが、みんな踊ったりして地球最後の日感があって面白かったです。

人生は見てるだけやとおもんないですから何事も参加してナンボですね。



2025/09/10

ATtiny85を8MHz動作に、USBasp+AVRDUDEで安定書き込みするまで

 

はじめに

今回は、秋月電子で購入したATtiny85を、Arduino IDE+USBasp+AVRDUDE8 MHzで動かすまでの備忘録です。

最初書き込んでプログラムを動かすとなんか動作がもっさりしているな・・・・と思ってたら動作クロックがうまいこと設定されてなかったみたいです。


構成と準備

  • マイコン:ATtiny85(秋月電子で購入

  • 書き込み装置:USBasp

  • PC環境:Windows 11

  • 開発環境:Arduino IDE + AVRDUDE(v6.3)


問題:8 MHzにしたら書き込めなくなった!

Arduino IDEで「Internal 8 MHz」を選んで書き込むと、
IDE側はそう思ってくれても、実際のATtiny85の動作クロックが1 MHzのまま(CKDIV8が有効)では delay() などのタイミングがズレます。

じゃあ fuse を lfuse = 0xE4 にして CKDIV8 をオフにして 8 MHz 動作にしてやろう!
と思って以下のコマンドを実行:

avrdude -c usbasp -p t85 -U lfuse:w:0xE4:m -U hfuse:w:0xDF:m -U efuse:w:0xFF:m


解決?


でもうまくいかず・・・・結局

avrdude -c usbasp -p t85 -B 500 -U lfuse:w:0xE2:m

でなんとかうまくいったのかな?って感じです。

とりあえずは動いているが・・・・もう少し調査が必要な気がします。


2025/08/19

飲み会のコースター作り

 

はじめに

飲み会で席を決めるくじ引き代わりに、ちょっと変わったアイテムを作ろうと思い立ちました。どうせなら実用的で、そのまま記念品として持ち帰ってもらえるものにしたい……ということで、レーザーカッターでコルクコースターを刻印してみました

デザインテーマは「日本の伝統紋様」

今回は12人分の席を決める必要があったので、12種類の伝統紋様をデザインとして選びました。

https://naisouzairyou-annai.jp/pattern/tradition/index.html

紋様にはそれぞれ意味が込められていて、縁起も良く、大人っぽい雰囲気にもピッタリです。

今回使った紋様:

  • 青海波

  • 麻の葉

  • 籠目

  • 七宝

  • 紗綾型

  • 千鳥

  • 松葉散らし

  • 檜垣

  • 矢絣

  • 石畳

  • 立涌

  • 亀甲(長寿)


同じコルク素材でも、刻印の濃淡によって模様がしっかり浮き上がり、とても上品に仕上がりました。

制作の流れ

  1. 素材準備
    無地のコルクコースターを購入(ダイソーで5枚100円でした)。

  2. レーザー刻印
    出力を調整して、一枚ずつ丁寧に刻印。コルクは焦げすぎやすいので、出力をやや抑えめにして濃淡を出しました。

  3. 仕上げ
    1〜12の番号を刻印して完成!そのまま「席番号くじ」として使える仕様にしました。

実際に使ってみて

飲み会当日、参加者にランダムに1枚ずつ引いてもらいました。
番号で席が決まるだけでなく、模様そのものが話題になって場が和みました。

大人っぽい雰囲気を崩さず、ちょっとした遊び心もプラスできて大成功。コースターとしても実用的なので、持ち帰ってもらえる記念品にもなりました。


2025/08/04

けいはんな万博に出展

 今回は、けいはんな万博に出展した際の活動についてレポートします!


Tinyjoypadキットを使った電子工作教室

今回の目玉のひとつは、自作ゲーム機を作る電子工作教室

参加者には実際にはんだごてを手にとってもらい、小型のゲーム機キットを組み立ててもらいました。

初めてはんだづけをする子どもたちも多く、最初はドキドキしながらも、完成したゲームが動いた瞬間には大きな歓声と笑顔があふれていました。

最初は高校生。


次に小学生。親子で協力して完成させることができていました。


工作を通して、「手を動かすことの楽しさ」「仕組みを知るおもしろさ」を感じてもらえたのではないかと思います。


TinyjoypadはSwitchScienceでも発売中!

https://www.switch-science.com/products/9824



3Dプリント体験

もうひとつ、3Dプリンター体験も実施しました。来場者にはTinkerCADでその場で簡単なデザインをしてもらい、実際にプリントしたものをお土産として持ち帰っていただきました。

自分の名前を入れたキーホルダー、好きな形のアクセサリーなど、思い思いの作品がどんどんプリントされていく様子は、多くの人にとって新鮮だったようです。

「3Dプリンターってすごい!」「また作ってみたい!」という声も多く、デジタルファブリケーションの可能性を広く感じてもらえる機会になりました。


ちなみに、研究室ではGQuuuuuuXの白いガンダムが印刷されていましたので持っていきました。



AIミニ四駆

お隣のブースでは、伊藤先生がAIミニ四駆のデモンストレーションをしていました。思っていたよりスピードが出ていてビビりました。FSS2025(ファジィシステムシンポジウム)でもミニ四駆大会が実施されるので出場してみます。

https://soft-cr.org/fss/2025/