2026/07/30

auto-kdkで分割キーボードを作って、真ん中にオライリー本を置いた

オライリー本を挟んでコードを書きたかったので、分割キーボードを作ってみました。左右の間に本を開いて置けます。これがやりたかった。

左右のキーボードの間に本を置いた状態。中央の空間を自由に使える。
左右のキーボードの間に本を置いた状態。中央の空間を自由に使える。

auto-kdkを使った

使ったのはauto-kdkです。ブラウザー上でキーの配置を決めると、基板とケース、それに対応するファームウェアの設定を生成できます。今回はほぼ配置をいじるだけで形にできました。

キーの位置を動かせるだけでなく、分割型か一体型か、スイッチの種類、ケースの形なども設定できます。配置を変えたら基板を描き直して、ケースの穴も直して……という作業をまとめて扱えるのが便利です。

配置から基板の発注まで

公式の手順では、Web UIで配置を編集し、自動配線を実行してデータを出力します。出力したデータをEasyEDAで開き、DRCで基板のチェックをしてからJLCPCBへ発注する流れです。ケースはSTLで出力されます。

基板設計とケースのデータ。キーの配置から製造する形へつながる。
基板設計とケースのデータ。キーの配置から製造する形へつながる。

自分で主に決めるのは、どこへキーを置くか、どんな形で使いたいかという部分。製造データまでつながっているので、キーを並べたところで作業が止まらずに済みます。

ただし、メインのコントローラーボードは別途BOOTHで購入する必要がありました。基板、スイッチ、キーキャップ、ケース、コントローラーはそれぞれ別の部品です。生成されるデータと、購入する部品を分けて確認しておくと準備しやすいです。

分割型は、置き方も変えられる

完成したものは写真のように左右へ分けて置いています。間隔が固定されていないので、本の幅に合わせて広げられます。キー配列だけでなく、机の上の配置まで自分で決められるのが分割型のよいところです。

配置を考えるときは、キー数だけでなく、端のキーや親指のキーまで無理なく届くかも見たいところです。画面上では数ミリの違いでも、指を置くと印象が変わります。まず実寸で並べてみるだけでも、使いたい形を考えやすくなります。

今回は、まず本が置けるようになったので満足です。自作キーボードは準備が大変そうだと思っていましたが、この方法なら配置を変えたものも試しやすそうです。

2026/06/24

教室の4面ディスプレイでワールドカップを見たかった

ワールドカップを見たかったので、教室の4面ディスプレイにサッカーを映してみました。

でも、台風で観戦はできませんでした。残念。

教室の壁面に設置された4面のディスプレイへサッカー映像を表示。

2026/06/20

SIKIRI10を積んだまま横から取り出せるラックを3Dプリンターで作った

 ダイソーなどで販売されている小物収納ケース「SIKIRI10」を使っています。

細かい電子部品やネジを整理するのに便利で、同じケースを複数個積み重ねられるのもよいところです。

ただし、たくさん積み重ねると困ることがあります。

下のケースを取り出すために、上に載っているケースを全部どかさないといけません。

毎回これをやるのが面倒だったので、SIKIRI10を積み重ねたまま、横から引き出せるラックを3Dプリンターで作りました。

通常版と深型の両方に対応

SIKIRI10には、通常版と深型があります。

外寸の幅と奥行はほぼ同じですが、高さが異なります。

  • SIKIRI10 通常版:約233 × 170 × 34mm
  • SIKIRI10 深型:約233 × 170 × 49mm

そこで、基本構造は共通のまま、高さだけを変更した2種類のSTLを作りました。

通常版と深型は、積み重ね部分の位置や形を共通にしているため、組み合わせて積み重ねることもできます。

上の段は通常版、下の段は深型といった使い方も可能です。

最終的な仕様

最終版には、次の機能を入れています。

  • SIKIRI10を横から引き出せる
  • 1段単位で積み重ねられる
  • 通常版と深型の両方に対応
  • ケース底面を支える35mm幅のレール
  • 横方向への脱落を防ぐサイドガイド
  • 太めの上下フレーム
  • 前方・中央・後方の支柱
  • 底面のX字補強
  • 積み重ね用の突起と受け穴
  • サポート材なしで印刷可能
  • 一体型で組み立て不要


実際に使ってみて

SIKIRI10を直接積み重ねていたときに比べると、目的のケースをすぐに取り出せるようになりました。

上のケースを毎回どかす必要がなくなり、電子部品やネジを頻繁に出し入れする用途ではかなり便利です。

最初から完成形ができたわけではなく、実際に印刷してみると、

  • レールが細すぎる
  • フレームがたわむ
  • 支柱が弱い
  • ケースが横へ逃げる
  • 補強の形がおかしい

といった問題が次々に出ました。

ただ、実物を載せながら少しずつ修正したことで、最終的には使いやすい形にできたと思います。

モデルデータ

通常版用と深型用のモデルデータは、MakerWorldで公開しています。

https://makerworld.com/ja/models/2954345-stackable-shikiri-rack

SIKIRI10を複数個積み重ねて使っている方や、電子工作部品、ネジ、工具、文房具などを整理している方に使ってもらえればと思います。

※本モデルはSIKIRI10のメーカーとは関係のない、個人制作の非公式アクセサリーです。

2026/05/09

M5Stack Japan Tour 2026 Spring Osaka に出展してきました

 今年も開催された M5Stack Japan Tour 2026 Spring Osaka に出展してきました。

会場は昨年と同じく Panasonic XC Kadoma。

M5Stack ユーザーや電子工作勢、ロボット勢、IoT勢が集まるかなり濃いイベントでした。

会場には M5Stack を使った作品やロボット、センサー、AI 系の展示が並んでいて、「とりあえず作ってみた」がそのまま形になっている空気感が最高でした。

今回、自分はこんな感じで展示。


今回のメインは、

  • 100均ディスプレイベースの電飾改造
  • TinyJoypad
  • 卓上ロボット(名称未定)
  • 小型ガジェット類

でした。

特に人気だったのが、100均のディスプレイベースに砲弾型LEDを大量に埋め込んで、

ガンプラ格納庫っぽくキラキラ光るようにした作品。

しかも今回は、はしご部分まで可動。

配線が本当に大変で、途中で何回も「もうLEDテープでよかったやん…」と思ったんですが、実際に光らせると砲弾型LED独特の点光源感がかなり良い。

会場でもかなり足を止めてもらえて、

  • 「これ100均ベースなん!?」
  • 「雰囲気めっちゃいい」
  • 「ガンプラ置きたくなる」
  • 「これ売ってほしい」

みたいな反応が多かったです。

あと地味に反応が良かったのが、卓上ロボット。

「スタックチャンより安い!」
という雑な紹介文を書いて置いていました。

RP2040 + タッチセンサで動く小型ロボットで、
小さいのにちゃんと表情が変わる。

こういう「役に立つか分からんけど愛着湧くやつ」、やっぱりイベントだと強いですね。



TinyJoypad も展示

TinyJoypad も持っていきました。

小さいゲーム機はやっぱり触ってもらいやすい。
「これ何円くらいなんですか?」って聞かれる率がかなり高かったです。

イベントだと、

  • 小さい
  • 光る
  • 動く
  • 音が出る

この辺はかなり足を止めてもらえるなあと改めて感じました。

M5Stackイベントの空気感が良かった

M5Stack Japan Tour は、
企業展示っぽさよりも「作ったから見て!」感がかなり強いイベントでした。

「完成度が高い作品」だけじゃなく、

  • とにかく試したい
  • 変なもの作りたい
  • まず動かしたい

みたいな熱量が多くて、かなり居心地が良かったです。


2026/02/24

モノ市に電子工作キットで出展してきた

 先日、モノ市に「電子工作キット屋」として出展してきました。

モノ市は大阪府大東市を中心に開催される青空マーケットで、作り手のこだわりや会話そのものを楽しめる距離感が魅力のイベントです。
会場はJR学研都市線 住道駅の南口を出てすぐ、末広公園北側の芝生広場で、中々雰囲気がいい感じです。毎月やってるみたいです。

今回持っていったもの

1) Tinyjoypad(小さなゲーム機キット)

手のひらサイズの小型ゲーム機。
「これで動くの?」「懐かしい感じする!」っていう反応が多くて、世代を超えて刺さるのを実感しました。

そしてなんと、これを目的に来ていただいた方もいてびっくり!意外とニーズがあるのかも?




2) 銅線で繋いで光るフィラメントLED(ライト工作)

銅線を曲げて形を作り、フィラメントLEDが「すっ…」と点きます。

スチームパンク風で、簡単に作れる割にいい感じかなと思います。



反省と、次回に向けてやることメモ

意外とこういうハンドメイド系のフェアでも反応してくれるお客さんが多い

はんだごてはやっぱり少しハードルが高い

ゲーム機の画面が小さすぎて見えないという声多数

説明カードが文字多すぎて見てられない


2025/10/17

100均レジンでミャクミャクストラップを作ってみた

 今日は、100均のレジンで「ミャクミャク」風のストラップを作ってみました。


材料

すべて100円ショップ(Seria/DAISOなど)で揃えました。

  • UVレジン液(透明タイプ)

  • 着色剤(赤、白、青)

  • 半球パーツ(または目玉風デコパーツ)

  • ストラップ金具

  • シリコン型(丸や星などお好みで)

作り方

  1. レジンを着色
     透明レジンに赤い着色剤を少し混ぜます。

  2. パーツを配置
     シリコン型にレジンを少し流し込み、目玉パーツを並べていきます。
     少しずつ硬化させながら重ねると、ぷっくりとした立体感が出ます。

  3. 硬化
     UVライトで1分〜2分ほど。裏側も忘れずに照射します。

  4. 仕上げ
     完全に硬化したら、型から外してストラップ金具を取り付けます。
     完成!


見た目がちょっとグロかわいい感じで、まさに“ミャクミャク感”が出せました。
100均の材料だけでここまでできるのは嬉しい!

最近、万博ショップで大人気みたいですね。
万博最終日の練り歩きライブをYoutubeで見ていたのですが、みんな踊ったりして地球最後の日感があって面白かったです。

人生は見てるだけやとおもんないですから何事も参加してナンボですね。



2025/09/10

ATtiny85を8MHz動作に、USBasp+AVRDUDEで安定書き込みするまで

 

はじめに

今回は、秋月電子で購入したATtiny85を、Arduino IDE+USBasp+AVRDUDEで8 MHzで動かすまでの備忘録です。

最初書き込んでプログラムを動かすとなんか動作がもっさりしているな・・・・と思ってたら動作クロックがうまいこと設定されてなかったみたいです。


構成と準備

  • マイコン:ATtiny85(秋月電子で購入)

  • 書き込み装置:USBasp

  • PC環境:Windows 11

  • 開発環境:Arduino IDE + AVRDUDE(v6.3)


問題:8 MHzにしたら書き込めなくなった!

Arduino IDEで「Internal 8 MHz」を選んで書き込むと、
IDE側はそう思ってくれても、実際のATtiny85の動作クロックが1 MHzのまま(CKDIV8が有効)では delay() などのタイミングがズレます。

じゃあ fuse を lfuse = 0xE4 にして CKDIV8 をオフにして 8 MHz 動作にしてやろう!
と思って以下のコマンドを実行:

avrdude -c usbasp -p t85 -U lfuse:w:0xE4:m -U hfuse:w:0xDF:m -U efuse:w:0xFF:m


解決?


でもうまくいかず・・・・結局

avrdude -c usbasp -p t85 -B 500 -U lfuse:w:0xE2:m

でなんとかうまくいったのかな?って感じです。

とりあえずは動いているが・・・・もう少し調査が必要な気がします。