オライリー本を挟んでコードを書きたかったので、分割キーボードを作ってみました。左右の間に本を開いて置けます。これがやりたかった。

auto-kdkを使った
使ったのはauto-kdkです。ブラウザー上でキーの配置を決めると、基板とケース、それに対応するファームウェアの設定を生成できます。今回はほぼ配置をいじるだけで形にできました。
キーの位置を動かせるだけでなく、分割型か一体型か、スイッチの種類、ケースの形なども設定できます。配置を変えたら基板を描き直して、ケースの穴も直して……という作業をまとめて扱えるのが便利です。
配置から基板の発注まで
公式の手順では、Web UIで配置を編集し、自動配線を実行してデータを出力します。出力したデータをEasyEDAで開き、DRCで基板のチェックをしてからJLCPCBへ発注する流れです。ケースはSTLで出力されます。

自分で主に決めるのは、どこへキーを置くか、どんな形で使いたいかという部分。製造データまでつながっているので、キーを並べたところで作業が止まらずに済みます。
ただし、メインのコントローラーボードは別途BOOTHで購入する必要がありました。基板、スイッチ、キーキャップ、ケース、コントローラーはそれぞれ別の部品です。生成されるデータと、購入する部品を分けて確認しておくと準備しやすいです。
分割型は、置き方も変えられる
完成したものは写真のように左右へ分けて置いています。間隔が固定されていないので、本の幅に合わせて広げられます。キー配列だけでなく、机の上の配置まで自分で決められるのが分割型のよいところです。
配置を考えるときは、キー数だけでなく、端のキーや親指のキーまで無理なく届くかも見たいところです。画面上では数ミリの違いでも、指を置くと印象が変わります。まず実寸で並べてみるだけでも、使いたい形を考えやすくなります。
今回は、まず本が置けるようになったので満足です。自作キーボードは準備が大変そうだと思っていましたが、この方法なら配置を変えたものも試しやすそうです。
