ダイソーなどで販売されている小物収納ケース「SIKIRI10」を使っています。
細かい電子部品やネジを整理するのに便利で、同じケースを複数個積み重ねられるのもよいところです。
ただし、たくさん積み重ねると困ることがあります。
下のケースを取り出すために、上に載っているケースを全部どかさないといけません。
毎回これをやるのが面倒だったので、SIKIRI10を積み重ねたまま、横から引き出せるラックを3Dプリンターで作りました。
通常版と深型の両方に対応
SIKIRI10には、通常版と深型があります。
外寸の幅と奥行はほぼ同じですが、高さが異なります。
- SIKIRI10 通常版:約233 × 170 × 34mm
- SIKIRI10 深型:約233 × 170 × 49mm
そこで、基本構造は共通のまま、高さだけを変更した2種類のSTLを作りました。
通常版と深型は、積み重ね部分の位置や形を共通にしているため、組み合わせて積み重ねることもできます。
上の段は通常版、下の段は深型といった使い方も可能です。
最終的な仕様
最終版には、次の機能を入れています。
- SIKIRI10を横から引き出せる
- 1段単位で積み重ねられる
- 通常版と深型の両方に対応
- ケース底面を支える35mm幅のレール
- 横方向への脱落を防ぐサイドガイド
- 太めの上下フレーム
- 前方・中央・後方の支柱
- 底面のX字補強
- 積み重ね用の突起と受け穴
- サポート材なしで印刷可能
- 一体型で組み立て不要
実際に使ってみて
SIKIRI10を直接積み重ねていたときに比べると、目的のケースをすぐに取り出せるようになりました。
上のケースを毎回どかす必要がなくなり、電子部品やネジを頻繁に出し入れする用途ではかなり便利です。
最初から完成形ができたわけではなく、実際に印刷してみると、
- レールが細すぎる
- フレームがたわむ
- 支柱が弱い
- ケースが横へ逃げる
- 補強の形がおかしい
といった問題が次々に出ました。
ただ、実物を載せながら少しずつ修正したことで、最終的には使いやすい形にできたと思います。
モデルデータ
通常版用と深型用のモデルデータは、MakerWorldで公開しています。
https://makerworld.com/ja/models/2954345-stackable-shikiri-rack
SIKIRI10を複数個積み重ねて使っている方や、電子工作部品、ネジ、工具、文房具などを整理している方に使ってもらえればと思います。
※本モデルはSIKIRI10のメーカーとは関係のない、個人制作の非公式アクセサリーです。
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